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執念の香港麺 『雨夜 香港コンフィデンシャル』を観た。



最近美味しいもの検索も手抜かりっぱなしの私ですが、お友達のタレコミ情報あり。

桃井かおり?
香港?
ラトビア映画?
実に美味しそうだー。

…というわけで観て参りました。

EU Film Days 2011

『雨夜 香港コンフィデンシャル』

詳細はいつものようにこちらから。

雨夜 香港コンフィデンシャル 大阪アジアン映画祭記事より

会場は京橋の国立近代美術館フィルムセンター

懐かしい…。
勤務地が日本橋八重洲界隈だった頃、よくプラプラ遊びに来たもんだー。
この美術館みたいな雰囲気はお気に入りです。
仕事を終え、チケット受付30分前にたどり着くとあらあら長蛇の列。

噂には聞いておりましたが、
EU Film Days2011
さりげなく人気?

客層は老若男女+
英語字幕もついているからか、
ワールドワイド
9割埋まってる感じでしょうか。

さて肝心の映画の感想です。

桃井かおり
香港
リトアニア人ミュージシャン
…でラトビア映画?
(監督がラトビア人なの?)

最初にこの取り合わせを聞いて
「何で?」
と不思議だったのですが、
どうも最初は日本が舞台だったらしい。

(桃井かおり演じる雨夜が日本人設定でなかったというのはガセです。(笑)ごめん、Bちゃん、Uさん)

最初に桃井かおりありきの映画。
あーなるほど。

そんなわけで当然
桃井かおりワールド全開です。
日本語の呟きは特に好きでした。
呟きというよりは、
異国で母国語を使わず生活をしている人は誰にもわからない言葉でああやって詮無いことを喋りたくなるんじゃないかなぁ。
そんなことを考える。
聞いてくれなくていい。
通じなくていい。
そんな言葉を吐き出すことはコミニュケーションではなく、彼女にとっては違う意味があるのだろうと思ったりしてみる。
ちょっとマイウェイのなつみさんが、放浪の末、香港にたどり着いたらこんな達観したような女性になってるような、そんな想像をしてみる。

不幸せそうでもなく
幸せそうでもなく
つまらなそうでもなく
かと言って楽しそうでもなく

ただ淡々と
自転車を漕ぎ
麺を食べ
働き
眠る

雨のあたる夜の窓を眺め
何を思うのか…。

何となく彼女に共感出来ている自分に気づいたりして。

「一週間でいいからどっかいっていいかな…」

なわけです。

彼女にとってポールは他の世界の空気を運んでくれた郵便配達人みたいなものかなぁー。

遠い異国で出会ったAMAYAの看板の話を聞く彼女の表情が印象的でした。

ポールにとって彼女は異国そのもの?
必要以上に干渉せず、ただそこに漂う匂いというか、空気というか。
異国を放浪し続ける彼には実に居心地のいい存在だった印象。

お互いstranger同士
相通じるものがあったのかもしれません。

ジャスミンは若さや情熱の象徴。

あーあんな頃もあるよねと
何処か達観して彼女を見守りながら、
私は雨夜の域に近づいているんだろうなぁと嬉しく思いました。

ジャスミンの上司とポールの元カノの旦那が同一人物なのはご愛嬌。
ストーリーラインに関係なければ、ギャラ一人分浮くし。(笑)

雨夜の日常
漁村の皆さんの絡み方
クスクス笑える部分多し。

あまり、時間軸を気にしない私は問題なく楽しめましたが、
かなり行きつ戻りつの展開に困惑する方も多いでしょうね…。

とにかく面白かったです。
オヤジたちの歌うような広東語に聞き惚れ、
香港舞台の映画なのに実に食事シーンが簡素なのに驚き。
(やっぱラトビア映画?)
でも妙に雨夜夫妻がすする麺が美味しそうで(笑)
上映中
「終わったら中華だっ!」と決めてました。
残念ながら似たものにさえ出会えず
お友達と担々麺で我慢。

…でもやっぱ食べたいじゃない。
というわけで本日5件目にしてようやくGETしましたコチラっ!

錦華坊 たまご麺

香港麺





出来上がりはコチラ。(笑)

麺



あの人たちおかずも具もなかったよな。(笑)

味は…これかなぁ。(汗)

あ、そういえば、観たい香港映画溜めてたんだった。
香港映画観てぇ~

…というわけで、なんちゃって香港ナイトは更けてゆくのでした。



さて、お知らせです。

コチラの別宅。
地味に運営しておりましたが、
本宅別宅、今更ブログをかき分ける分量の記事も上げられず、また本宅が昔のように偏った内容の記事に執着する可能性もほとんどないので、(笑)
この際部屋を一つに戻してみようと考えております。

この家の鄙びた感じ、とっても好きでこっちを残す?
と思ったこともありますが、やっぱあそこは捨てられない…。
但し、ここに残した地味な記事にも愛着があるので、撤収することなく、放置といたします。

あ~そういえば・・。
なんて思い出す記事があればまたお立ち寄り下さいませ。
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23:56 | 映画 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

鳥肌もの。『ブラックスワン』を観る。

nc


アカデミー賞 最優秀主演女優賞
ナタリーポートマンを観に行ってまいりました。

『ブラックスワン』詳細はこちら。

ブラックスワン goo映画



いやぁ面白かったー。
とにかくナタリーポートマン演じるニナが巧いの一言。
バレエシーン。
特に後半の黒鳥の踊りは秀逸です。

バレエのことはよくわかりませんが、
本当のバレリーナのよう。

技術的には非の打ち所がないが、何処か優等生的で面白みに欠ける「臆病なバレリーナ」が
精神的に追い詰められていく様子を巧みに演じています。

才能と努力。
並々ならない精神力。
殻を壊す力。
自分を解き放つ力。
一流と言われるアスリートやアーティストはきっとこういう中でせめぎ合い、
我が身を磨いているのだろうと思うと本当に一握りの人である理由がよくわかります。
誰もが出来ることではない。

ここまで身を削らないと完璧はないのだろうか。

母との確執。
全くタイプが違うライバルの出現。
男を感じさせる舞台演出家。
引退を宣告された自暴自棄の元プリマ。

全ての存在が彼女の心の葛藤に絶妙にリンクしながらどんどん彼女を追い詰めていく…。

まさに鳥肌もののサイコスリラー。

この役、女優冥利に尽きるでしょう。
まるで舞台を観ているような緊張感でした。

文句なし。
★★★★★
17:14 | 映画 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

義に弱い女「孫文の義士団」を観る

お友達から面白かったと聞き、
ニコラスツェー観にいかなくてはっ!
…というわけで観てまいりました。

相変わらず手抜き。
詳細はこちら。

『孫文の義士団』Movie Walker



いやはや、面白かったです。
上映中、口にハンカチくわえて
叫びそうになるところ、声を殺して我慢したのは久々。
号泣したのも久々。
男気?
信念?
友情?
愛?
とにかく、民主主義実現への政治思想追求のような高尚で形の見えない目的の中に埋れているように見えながら、実はすっごく大切な家族や愛する人への想いや義や礼や信念に泣かされる映画。
最初からわかっていました。
生きて帰れないことなんて。
それでも応援せずにはいられない。
命を落とすとわかりきっていても、見守らないわけにはいかない。
そんな戦いがハイスピードで繰り広げられます。
さすがアクションは香港。
スピード完成度文句なし。

ニコラスのやられっぷりに拍手。
(あんな綺麗な顔してすっごく俳優として頑張ってる姿に感動。)
髭面すぎて誰だかわからなかったレオンライの戦いっぷりに拍手。
(扇子が武器なんて斬新)
ドニーイェンの顔の腫れっぷりに拍手。
いつも通りのエリックツァンに拍手。
(マジ期待通り・笑)

とにかく
四十七士か十三人の刺客か義士団か。
展開がわかっていても実に楽しめる映画。
しかし。
孫文…もっと目立たないように来いよっ!
ツッコミはそこでしょうか。
泣いても許してあげません。

是非おすすめ。
★★★★★

18:27 | 映画 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

「生き残るための3つの取引」を観る

東日本大震災で試写会が中止となり、
丁寧なご案内を頂戴しました。
公開を楽しみにしておりましたこちら。

詳細はこちら。

シネマトゥデイ 『生き残るための3つの取引』


ファンジョンミン演じるチョ班長。
たぶん「いい人」なんですよね。
普通に。いや、普通以上に。

妹を心配して義弟の悪事にも目をつむり。
警察大派閥から外れて、どんなに悪を憎み戦い
頑張っても出世の道は閉ざされ報われないと腐っている可愛がっている後輩たちにいい思いさせてやりたいと。

巨悪に手を貸し、刑事として一番大切な良心を売ってしまう。

出世欲が最初からあったら
もっと小ずるくやっていただろうに。

正直者がふと誘惑に負けて。
ついた嘘が嘘を呼び。
塗って塗って塗り尽くして。
ドツボにはまっていきます。

そこに出世欲にまみれた打算的な検事が絡み。

金と欲にまみれたヤクザが絡み。

ドロドロドロ沼に。

最後はわかってしまうと面白くないので
「驚愕の結末」
ということにしておきましょう。


さて。
面白かったのか?ですが。

韓国ではこういう映画が成立するほどやっぱり警察も司法もルーズなんですかね。
(韓国映画を観ると警察の鈍臭さに毎度辟易します。)

フィクションだとしても余りにあからさま過ぎて
民族性の違いを目の当たりにするような違和感は否めませんでした。
しかしながら、

とにかくファンジョンミン演じるチョ班長が、「バレる恐怖」に逃げ惑い加速度的に壊れていく様が哀しい。
落ちていく正直男を絶妙に演じてます。
パンツ姿もみせてくれます。
想像していたよりスレンダーな姿にびっくり。

最初っから良心よりもお金と地位が好きそうなリュスンボム演じる検事チュンヤンも嫌らしいほど巧い。
出来損ないのインテリ万歳!
愛してますっ!(笑)

相変わらずユヘジンは隙がないし。
(ヘス姉と別れちゃったのー?泣)

彼らがひたすら尻尾のつかみ合いをする様を絶妙なスピードとカメラワーク、イヤラシイ演出とチョイチョイ笑いでまとめるスンワン兄ちゃんはやっぱり上手。

楽しませて頂きました。
ただ登場人物みんな嫌いなので★は
★★★です。(笑)

さて、問題の脚本ですが。
「悪魔」と同じ匂いがプンプンします。
パクフンジョンssiカラーなんでしょう。
後半の巻き具合、ちょっと驚く展開イメージも途中挟まれる笑いのセンスも似た感じ。
話の決着の付け方もこういうバッサリしたのがお好きなのかしら。
悪くはありませんが、登場人物みんな賢くないのは観ていて苦しい。(笑)
たまには救いがある話も書いて欲しいですね。
「血闘」?
どうでしょう。

リュスンワン監督はあんなに穏やかそうな顔して、非暴力主義者と言いながらこんなの撮って。
そのギャップがやっぱ大好きだー。(笑)

18:26 | 映画 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

なぞなぞ「ブンミおじさんの森」へようこそ


震災の影響で客足が離れた映画館も若干賑わいを取り戻し始めたようですね。
私も内需拡大に貢献を。

「ブンミおじさんの森」

鑑賞してまいりましたー。
2010年カンヌ映画祭のパルムドールでしたね。
アピチャートポン・ウィーラセータクン監督作品。
何度聞いてもこの監督の名前、覚えられません。(笑)
「トロピカルマラディ」も気になりつつ観てない。

最近、「気になりつつ観てない」映画多すぎ。
体力気力の限界を感じております。

そんな中、やっとありついたこちら。
早速感想を。
相変わらずネタバレお構いなしですので
あしからず。

えっと…すっごい不思議です。
ずっと「えーっ!」とか「びっくりー」とか
とても新鮮な驚きでした。
自由な発想というか、「え?ありなの?ありなんだー」みたいな感じ。
映像にするとかなり突飛な感じなのですが、実は精神的には似たような状況はかなりあると思われます。
病気で不安になると死んだ人が夢枕に立つとか。
数年前に突然行方不明になった息子が全く別人のようになって目の前に現れるとか。
魚とする…というのはとても不思議な光景ではありましたが、全てが自然に溶け込むようで違和感は不思議とありませんでした。
輪廻転生でしょうか。

どの表現も実に突飛ではありますが、
根底には
懐かしいもの
普遍のもの
温かいもの
穏やかなもの
が静かに流れていて
不思議と心穏やかになります。

私がこの世を去る時も誰かが迎えに来てくれるんだろうか。
きっと寂しくないだろうと何故か確信が持てる、そんな映画でした。


19:23 | 映画 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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