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いっぱい詰まっている感じ「ディファイアンス」を観る





先週「007 慰めの報酬」を観たのですが、めくるめくハードなアクションと勢いに押されて
ダニエル・クレイグがどんな演技をしていたのか・・実はよくわからなくて。(^_^;)

きっとド下手だったらアクションがどんなに素晴らしくても観るに堪えないと思うので
きっといい感じだったんだろうとは思ったのですが。
案の定前作「カジノ・ロワイヤル」をDVDで見たら結構いい表情していて。
「007」は見直すに限る・・と思いました。

そんなわけで。
ちょっとしっかりゆっくりダニエル君の演技を堪能できる映画を見たいなぁ~と
浮気心が起きた私。
公開中の「慰めの報酬」を二度観るわけにもいかず

映画館の予告を観て結構おもしろそうだった「ディファイアンス」を見に行くことにしました。

本当は旦那さんと「20世紀少年 Ⅱ」に行く予定だったのですが
息子が見てきて・・「繋ぎだな」と言うので
つなぎはDVDで見ることにいたした次第です。(^_^;)

・・というわけで初日鑑賞。

なんと・・・ほぼ満席でした。
これも「007」効果でしょうか。
かなり宣伝的には地味目な作品ですから。

詳細はこちらから
「ディファイアンス」公式サイト

この時期・・・トムの「ワルキューレ」の宣伝がすさまじい中
同じ「ナチス」映画。

いったいどんな・・・・で感想です。

えっとですね・・。
面白い・・という表現は合わないんですが
とても心を惹かれました。
1本の映画の中にいろいろなものがいっぱい詰め込まれている感じ。

運命や環境は人を変える・・・そんなことをとても感じました。

普通に幸せに暮らしていた普通のユダヤ人の兄弟が突然両親を殺され、妻を殺され、子供を殺され
命からがら森へ逃げ込む。

彼らの意思とは無関係に森に逃げ込んだユダヤ人をほとんど行きがかりで面倒みることになり
その数はどんどん増えて・・長男のダニエル演じるトゥヴィアは行きがかり上リーダーになり
二男はそんなリーダーとして保守的にならざるを得ない長男にふがいなさを感じ、ロシアの志願兵になる。
最初泣き虫だった三男はいつしか兄を叱咤するほどおとなになり
まだ少年だった四男もしっかりと自分の足で立つ青年になっていく・・・。

突然、何百人もの命を背負う責任を負うことになった長男の怖れや苦悩、戸惑い・・
そういうものがとってもトゥヴィアから感じられる。
復讐心、使命感、命の重さ・・そういうものをひとつひとつの出来事から感じ
それを踏まえて前に進もうとする彼の選択のひとつひとつにとても重いものを感じました。

そんな兄を見て。
苦境を体感して。
人の強欲さ、無力さを目の当たりにして
成長していく少年・・青年・・
人として本当に大切なものは何なのか・・・
何もない・・死の恐怖といつも背中合わせの中で
何を感じていたのか。

長男から離れていった次男
兄弟だからこその信頼・・繋がり・・

共に逃亡する仲間たちも多くの大切なことを教えてくれる・・・。

決して綺麗事ではない。
ドイツ兵を見つけてなぶり殺しにする場面や
裸で森の中に投げ出された
ユダヤ人の死骸の山・・

戦争とは何なんだろう
差別とは
考え出すときりがないほどの多くのことが詰まっています。

ただの戦争映画ではない。
兄弟の絆
家族への愛
大切なものを守りたいと思う気持ち
人間の成長と順応性と可能性
信頼
共同体のあり方

何もない極限だからこそ見える何かがあった気がします。
ダニエルを見ようなんてミーハーなノリで行った割には
手に汗握り泣いていた私。
一緒に行った旦那さんも「当たり」とのことです。
華やかさはないけれど秀作じゃないかなぁ~。

それぞれの俳優さんの表情がとてもよかった。
戦う女性も綺麗です。





17:54 | 映画 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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