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秘めるからこそ美しい『マディソン郡の橋』を観る

すっかり浮かれてるうちにひと月経ってしまいました。
『一夜限りの愛』に拒否反応を示したこの私に複数の方が課題映画として勧めて下さったこちら。

何だか観るのが怖くてね…。

やっと鑑賞しました。
詳細は…説明するまでもないかと思いますがこちら

私は何を恐れていたんでしょうか。

もう冒頭娘と息子が荷物開けるあたりから泣けた(笑)

彼女について何も知らぬうちから泣けたのは彼女が間違いなく家族に愛され、ある意味とても幸せな人生を全うしたのであろうと思えたからと思うんですよね。

そして彼女の日記に従って回想シーンが流れます。

ロバートとても魅力的ですね…あくまでも善良な紳士です。
そしてフランチェスカ。
冒頭彼女の心の奥底に眠る情熱の…底がちょっと浅く感じたのはちょっと残念。もう初日から目が誘ってるというか…
(苦笑)
もうちょっと秘めててくれた方が私の好みなんですが。
でも眠れなくて手紙を貼りに行ったり、電話がかかってきてウキウキしたり、ドレス買っちゃったり…そういう表情はとても可愛くて恋しちゃってルンルンな感じが良かったですね~。
4日間という絶妙な時間設定。
4日間しかないから夜中車を走らせ手紙を届け、2日めの昼にドレスを買いに行く…その機動力というか瞬発力が生まれる気がしました。
時間があれば悩み、戸惑い、理性が働き諦めるかもしれない…。
でも現実は悩む時間を与えず、心の赴くがままの行動に彼女を駆り立てます。

そこにきっかけが生まれる。
彼女が食事に誘わなければ、シャワーを浴びドレスに着替えなければ、おそらく「永遠の4日間」を彼らが手にすることはなかったんじゃないかなぁ。
彼はあくまでも善良な紳士として彼女に接しただろうと。
そういう彼だから彼女は恋をした…。

一瞬全てを捨ててもいいと思う何かは彼らの肉欲ではなく、心の渇望の中に生まれた気がするんですが。
「彼の全てがエロチックだった…」とフラニーに言われると、人間は動物なのか…やっぱり。…と思うわけです。(^_^;)
戸惑いながら何度も唇を重ねる二人の行為を『不倫』の一言で括るにはあまりに切ない…。

「自分を捨て私を満たしてくれた彼…」狭いバスタブに横たわる2人は愛に満ちているが幸せに満ちている…ようには見えない。

3日め。
生き生きとした彼女。
緑の芝の上、口づけを交わす2人。

そこに愛は間違いなくあるが、幸せはあったのか?
何となく影をユラユラと感じるのは私の感覚の影響でしょうか…。

夜。
荷造りをする彼女。赤いドレスがとても美しい。
行かないと決めた。口論。

どんなに愛していても愛している家族を捨てた先には幸せはない。

あと1日しかない。2人だけの世界

家族を捨て2人で旅立っても2人きりには一生なれないことを悟った彼女。

ここで。
彼女がブレーキをかけた途端、反動のように彼が走り出す辺りが面白いんですよね…。
全てを引き受けると心に決め恋に飛び込んだ彼は彼女の言葉に戸惑う。

揺れ惑う彼女…。
彼は「生涯に一度しかない愛だ」
待っているから時間をかけて考えてと言い残し彼女のもとを去る。

そうなの。
無理強いはしないの。
彼は彼女の幸せをひたすら願う…
このあたりがいいんです。

家族が戻り
今までの平穏な生活が戻る。
どこかホッとした…というのは多分とてもリアルな感情だろうな。

雨の中
佇んで彼女を見つめる彼。

そっと微笑む。

微笑み返す彼女。

彼が雨の中佇み見つめていなかったら、彼女はあの4日間を夢を見たと思い、忘れたかもしれない。あの一瞬の出会いが4日間を永遠に変えた…夢を現実に変えた。
そんな気がするんですよね…。

さて。
私が彼女だったら…多分同じ選択をすると思うんですよ。
彼女と私はとても価値観も思考も似ている。
奥に抱えているものを含めて。
彼を愛しているのは確か。
そして家族を愛しているのも確か。
どっちかなんて選べない。
そしてそんな彼女だって彼も理解し。
理解してくれる彼だから彼女は惹かれた。
私はそう思うんですよね。

一夜限りの愛には程遠い…な。

フリーズドライな愛って感じでしょうか。
時を経ても変わることのない美しさを保ち続ける永遠の愛。
そりゃ一生に一度出会える人の方がはるかに少ないだろうなぁ~。

私のイメージとしては恋はポッと産まれてポッと消えることはあると思うんです。
でも愛はもっと深遠な気がする…魂の奥に火がつくような。家族愛でさえ私にはそういうイメージがあるんですよね。
なかなか消えないもの…跡が残るもの。自分よりも相手を大切に思う気持ち…。愛は自分の欲望を超えたところにある。そういう感覚。
愛して欲しいと願う人の手の中に愛はない。
あ…ポッと火が着いて瞬時にボーボー大火事はありますかね。
乾燥してると余計にそうかもしれない…。


だから一夜だけ都合よく現れてすぐ消えるなんてものはない。
私はまだそう思っています。

フランチェスカ…久々に女性に感情移入出来ました。

やっぱり私は女なんだなぁ~(笑)

クリントイーストウッドが雨の中で佇むシーン。

あれだけ見るとなんでこの人とそんな激しい愛に堕ちるんだよっ!
と突っ込みたくなるような風貌ですが。(すいません。単なる私見です)

本当にクリントイーストウッドはカッコ良くて素敵です。
こういうの見ると、あ~ビョンはカッコ良すぎるなぁ~って贅沢な悩みっていうか。
そんな複雑な気持ちになります。
綺麗な彼が好きなのに綺麗過ぎるなんて贅沢でわがままな悩みです。(笑)

そしてこのトピのお題ですが。

私は秘めてるもの
隠れているものに魅力を感じるようです。
開けっぴろげな潔さも時に魅力的ですが…
見えないからこそ見えるものがある。
隠すからこそ隠しきれず溢れ出したものに感動を覚える。
隠れた先に何があるのか…。
気になる。(笑)
そういうものに惹かれます。
実は裸が好きよりよっぽどいやらしいねかもしれない?(^_^;)
はは。
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08:13 | 映画 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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