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時は無情『サヨナライツカ』を観る

先週の水曜日、会社帰りに銀座で鑑賞。
かなり大きな映画館でしたがほぼ満席でした。
客層は20代30代のOLさん・・ってところでしょうか。

やっぱり観ておかないと。
あの原作がどう映像化されているのか・・興味津津。

サヨナライツカ公式サイト

で、感想を。ネタバレを含みますので以後は各自ご判断ください。

それなりに面白かったです。
でも、小説とは別物の印象。
私は小説の後半の沓子の弱さに?だったり、
サヨナライツカの詩の内容と小説に描かれた光子のイメージの違いに?
だったので
劇的に小説とは異なる内容の展開に納得できた部分も多かったのですが、
その劇的な展開によって失われたものも多かった気がしました。

日本独特の曖昧さとか
察するという感覚とか暗黙の了解とか・・・。
原作を読んでいるとそういう曖昧な部分がこの小説の特徴のような印象さえあるのですが

小説では出会うことのない沓子と光子をぶつけること。
光子に彼女の夫婦、家庭、人生についての価値観を語らせること。
晩年、思い出にすがるのは沓子ではなく豊であること。
沓子の晩年を華やかで美しく描くこと。

このような拘りによってかなり小説とは違った印象の映画になっていました。
熱いって言おうか・・・。
激しいと言おうか・・・。
ああ、韓国の監督が撮った作品なんだなぁ~と実感。

豊が自分の生きてきた人生を悔い、やり直したいという部分。
沓子の人生が華やかなまま終わる部分は逆に??に。

一長一短かなぁ。


鑑賞後、友人と語り合ったのですが、
折角バンコクが舞台の割には東南アジア独特のジトッとした湿度が感じられず
汗はかいているのに匂いがしないっていうか・・。
映像としては背景は何だか物足りず。

人物のアップが多いせいか、若いころのカットでも皺や荒れが目につくし。
見えなくてもいい部分があからさまに見えて
美しく紗がかかって欲しい部分もわざとらしく見えて
デジタルの残酷さっていうか。
先日のシンポジウムの際、是枝監督がおっしゃっていたデジタルカメラの弊害ってこのこと?
みたいな印象が全体的にありました。

ミポリンも綺麗ですがこの映画はあと5年早く撮ればよかったのに・・という印象。
同じことは西島君と石田ゆり子さんにも多かれ少なかれ言えるかもしれません。
社長の老けぶりにはびっくりだし(笑)
時代を経過する映画は難しいですね。

絡みシーンも胸躍らず。(笑)

こう書くと本当に面白かったのかよっ!と思いますが、
本当にそれなりに面白かったです。
想定の範囲内。
観に行ってすっきりしました。

しかし、空港でのアングルはグルグル回りすぎて大笑いしちゃった。
あ~CJの映画なんだなぁ~と妙に納得。

会場にすすり泣く声あり。
友人と「これで泣けるって・・・若いって素晴らしい」と。(笑)

★はいくつだろう。(笑)

私は強い女性がふと見せる弱さが好きなので晩年の沓子の弱さの中の強さは好きかな。
豊は潔くないし、マジずるいかも。
一番ずるいのは光子で、でも一番かわいそうなのも光子かな。

観た方はそれぞれの生き方に感じるものがあるかもしてませんね。

















01:55 | 映画 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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