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闇を照らす月の光『トウキョウソナタ』を観る

すっかり年の瀬ですが映画鑑賞記録を。
『トウキョウソナタ』
観たい観たいと思いつつ何故か見逃していた作品です。

先日参加したシンポジウムで黒沢清監督の深さっていうか謎っていうか…簡単に手の内を明かさない魅力のせいもあるでしょうか。

レンタル店で気づいたら握りしめてました。(笑)

そして感想を。

面白かったです。

香川照之は本当に期待を裏切らない。

津田寛治も何気に巧いし、役所広司も面白い役でした。

生活感は薄いけど小泉今日子も悪くないし。

家族それぞれが抱く閉塞感っていうか。
ボクの目を通して描かれる部分も面白いです。

同じ年頃の子供を育てて家族生活を営んでいる私からすると若干彼ら家族の姿は美しすぎる気がしたんですが、
美しすぎる故大きな歪みが生じたのでしょうか。

父の威厳?
お父さんが頂きますと言うまで食事に手をつけない姿がどこか昔懐かしく。

でも父は尊敬されているわけではない。
全て形だけ箱だけ
綺麗に整っている。
そこそこ有名な会社の総務課長だけど
上司や再就職先の面接官に「何が出来るか」と聞かれ答えられない。

車がないのに免許を取り、食べる人の当てがないドーナツを作る。

大人の姿は悲しく。
子供の姿は
国境を越える…。

子供の部屋が散らかっていてどこかホッとする。

母は何故米軍に入隊をする息子を必死に止めようとしないのか…謎。

この映画の一番好きなシーンは最後
次男坊がピアノを演奏するシーン。

ドビュッシー
ベルガマスク組曲
『月の光』
が穏やかに流れ、
闇に包まれた家族を穏やかに照らす光が見える。

香川照之の表情が印象的でした。
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かっこいいだけじゃだめ。「パブリックエネミーズ」を観る | top | では気を取り直して(笑)『Thirst』鑑賞記

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