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N芸を受けよう(笑)

私的にはかなり面白いネタなのですが、あまりにプライベートな話なので
こちらにこっそりと書いておくことにしました。
昨日はウリアドゥルの高校の進学説明会でした。
本人大学に行く気があるんだかないんだか。(・_・;
親の言うことは全く聞かず、ゲーマーと科す毎日ですが、
とりあえず可哀想な母は一人、話だけは聞きにいくことにしました。

題名からお察しかと思いますが、ウリアドゥルは某マンモス大学の付属高
校に通っています。
今どき大学も学生欲しいですから、系列大学の資料しこたま頂きました。

その中に、N大学の各学部の入試問題の一覧が載っていて、あまり
に楽しくて説明会適当に聞き流し、問題に目を通しておりました。
(いいのかそれで)
だって本人にやる気ないんだから、仕方ないかなぁと。
受験前から既に達観です。(笑)

で、特に楽しかったのが芸術学部の試験問題。
今どきの大学って楽しそうだなぁって本当にびっくりしたんです。

試しにご紹介するとですね。

映画学科の一般入試の小論文の課題。

「生きっぱなしの記」私の履歴書 阿久悠著を読んで80分800
字以内で感想をまとめる。

よくある問題でしょうか。
この阿久悠さんの文が面白いんです。

おそらく、何かの企画で小学生の課外授業を担当したんですね。(NHK
のあれでしょうか。)
子供に作詞をさせて曲を完成させるまでのことが書かれています。
どんな考えで何をさせたかったのか、そこからどんなものが得られると考
えているのか。
実に面白いです。
私が一番興味深かったのは、
こんな一文。

「僕が思う自由とは、窮屈さを克服し、逆手にとる面白さを言う。
何でも勝手に書きなさいと与えられた自由では、ありふれた言葉の使い回しか、
困ると常套語に逃げ込む安易さしか生まれない。
自由の中で尚それ以上の自由の価値を見つけるのは、とんでもなく難しいことで、
天才か達人でないと出来ない。
みんなはそれを誤解して制約なしで白紙にむかわせることが自由だとつい思ってしまう。
…中略…
制約があるためにとんでもない言葉を思いつくことがある。
メロディの中で頭をかき回され、思考の順序を変えられ、ただそね数の音が快感だと思えた時、
ポンと意外な言葉が飛び出してくる。
…中略…
日常の決まり切った語彙の中で探ろうとしても不可能だったことが、曲先行の制約の中で気がつく。
そして、「駄目だ」とか「無理だ」とか言わない状態でメロディーに同化すると、
初めてピカッと光る意外な発想に突き当たるのである。」

たくさんの言葉を持っていると
自分の思うことを充分に伝えられます
たくさんの言葉を持っていると
相手の考えることを
正確に理解できます

僕は実にこの、たくさんの言葉を持つために、制約付きの曲先行をやらせたのだ。

ブログにこんな無茶苦茶な文章を書きなぐっていても思い当たることあります。
特に創作書いていた時はいろいろ考えていたように思います。
プロもそんな感じなんでしょうか。
言葉は難しい・・・今でもそう思います。

で、本当に面白いのはAO入試の課題なんですが。

AO入試って何?という方はこちらAO入試

やっぱり映画学科。

【理論・評論コース】

ビデオ上映60分 
①中川信夫監督「東海道四谷怪談」-場面15分
②ウィリアムワイラー監督「ベン・ハー」-場面15分
③ジャン・リュック・ゴダール監督「勝手にしやがれ」-場面15分
④フェデリコ・フェリーニ監督「甘い生活」-場面15分

鑑賞後
個人面談 
テーマ「世界の映画の特徴」 上記4作品の比較考察を中心とした質疑

集団ディスカッション
「ハリウッド映画は何故人気があるのか」というテーマで受験生全員でディスカッションを行う。

このラインナップ(笑)
ストレートですね~。やっぱり基本なんでしょうか。この辺。
面白いですね。
是非傍聴したいです。
映画好きな人にはたまらないでしょう。
一体どんな盛り上がりなんでしょう。
ああ・・受けてみたい。(笑)

【脚本コース】

次の語句のうち三つ以上を使いストーリーを書きなさい。
坂道・金魚・飛行機・ひまわり・郵便ポスト・雷


溝口健二監督「雨月物語」上映
登場人物宮木がこの映画の中でどういう役割か、ストーリーを踏まえたうえで論じなさい。

【監督コース】

・最近見た新作日本映画の感想を3000字程度でまとめてください。
・映画「夕凪の街 桜の国」を上映
 映画表現についてあなたの考えをまとめてください

・ショートシチュエーションの演出・撮影
 4ショットの作品の制作
 出演俳優は大学の在校生に依頼しますので試験当日演技内容を指示してください。
 編集は受験生立会いの下大学の教員が行います。
 全員で完成試写を行い採点とします。
 主題「待つ」
 持ち物「画コンテ・セリフがある場合はシナリオ」

試写見学したいですね~。
伊坂幸太郎原作の「ラッシュライフ」は芸大の学生が作ったんでしたっけ?
やっぱり観ないといけませんね。

あ~面白い。

いくらびょんに「遅くない」と言われてもさすがに今更大学は受けられないもんなぁ。(笑)
今の経験値で大学生に戻れたら楽しいだろうなぁ~って思いました。

うちの息子?芸術学部は100パーセントないです。(笑)



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17:22 | 未分類 | comments (4) | trackbacks (0) | edit | page top↑
時は無情『サヨナライツカ』を観る | top | 「サヨナライツカ」を読んでおく。

Comments

# 遅くない?!(爆)
haruさん こんばんは
このトピ
とても興味深かったです。
ありがとう!

私、国文科でしたが、劇芸術の科目ばっかり取ってました。(笑)
結果、おもしろい大学生活を送りましたが。

脚本家コース、いいですね。
受けたかったわ。
きっと、若い才能が集まるんでしょうね~

今からじゃ遅い私たち、(爆)
まだまだがんばる彼の活躍と、若い才能の開花を期待して待つことにしましょうか。
by: じゅえる | 2010/02/22 00:37 | URL [編集] | page top↑
# 脚本学科、とても魅力的です。
haruさん。今晩は。いまどきの大学は、本当に楽しさいっぱいですね。

映画の感想などは、3000字以上、いくらでも書ける気がします。そして、言葉の表現が、大好きなので、こんな大学なら、楽しくて仕方がなさそうです。でも、大学にも行ったことが無い私には、大学生活が、まったくわかりませんが、楽しい先に、本当に苦労しそうな、頭が痛くなりながら、言葉の探求に時間を忘れて、幸福感をたくさん持ちそうです。

今の学校は、本当に面白いですね。脚本学科、その他、映画が大好きな私には、魅力がありすぎます。
人生は、死ぬまで青春なのかもしれません。まさに、これからこそ、人生の楽しさが、満ち溢れているのだと思います。

大学で学ぶことが出来なくても、頭の中には、たくさんの言葉が、世の中に出たいと、飛び出したいと言っているように思います。言葉には、言霊、魂が宿っています。思っていることを言葉にした瞬間から、生きている言葉になって、自由に世界を旅しているのです。
haruさん。未知の世界へ旅立ちましょうね。
by: kazuko | 2010/02/22 19:57 | URL [編集] | page top↑
#
kazukoさん、コメありがとうです。
お返事遅くなってごめんなさい。
そうでしょ~。
面白そうですよね。
私も今ならいっぱい書けそうな気がするんです。
ずっと語っていられるし。
なんてパラダイスなんだろう・・って思いました。
ここ数日ちょっといろいろあって
自分がブログに記事を書き続けることに意味があるのか・・ちょっと考えていたりしました。
読み直すとめちゃくちゃだし。(笑)
こんなものを人様に読んでもらっていいのかな
とか。
映画の感想も凄く主観的で漠然としていて日記として紙に書いておくぐらいがいいか。
なんて考えたりもしていたんですが、kazukoさんの言葉を頂いて勇気が出たというか悟ったというか(笑)
飛び出してきた言葉を書き留めて世界を旅しているのだと思うと何だか嬉しく楽しくなりました。
ええ。是非ご一緒してください。
ヘタクソでも書くことは楽しいです。
by: kazukoさんへ | 2010/02/27 09:50 | URL [編集] | page top↑
# 遅いような遅くないような(笑)
じゅえるさん、コメありがとうです。
お返事遅くなりました。ごめんなさい。
これ、面白いでしょ~。
まあ、学生時代もそれなりに読んだり観たりはしてましたが、私が書く側や作り手側に興味を持ち始めたのはここ数年なのでへぇ×10ぐらいの感動がありました。
以前、黒沢清監督がシンポジウムでおっしゃってたんですが、今はそこそこなものを学生のうちから監督として制作することが出来てしまうので昔のポルノ映画で助監督で使いっぱで苦労して・・みたいな面白さっていうかそういうのがあまりないらしいです。
蓮實先生が昭和50年代に名作としてあげる映画はポルノ映画がとても多いのですが、その後その監督たちの多くが日本映画の盛隆を支えていることに驚き、その才能に気付いていた蓮實氏の眼力に驚き。
そしてこのトピの阿久悠氏の言葉ではありませんが制約の中でいろいろこねるからこそ真に光るものが見えるのかなぁ~と。
いっぱい胸見せて・・なんて制約の中にいろいろ自分の信念に基づいた作品的要素を入れようともがいたからこそ名作となったのかもしれないなぁ~って思ったりします。
で、私の中ではこれまで読んだり聴いたりした全部のお話がしっくり繋がってとても面白かったので記事にしてみました。
地味ネタにおつきあいありがとう。
送っても送ってもこのコメレスエラーになっちゃって(^_^;)
前後しました。すみません。
by: じゅえるさんへ | 2010/02/27 09:56 | URL [編集] | page top↑

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