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「ノルウェイの森」 …の前に「トニー滝谷」




ノルウェイの森を観たい観たいと言いながら、映画館が心理的にも物理的にも遠い私に、日本映画専門チャンネルさんが届けてくれました。

村上春樹作品特集
「トニー滝谷」

詳細はこちら

『トニー滝谷』Cinema Topics Online



村上春樹作品数作を読んで私が抱いた作品に共通する印象は…。

静寂
淡々
整然
ひんやり
無機質な皮膚
低体温
孤独
でも冷蔵でなく常温(笑)

ま、こんな感じでしょうか。
こういう世界が物足りなく感じる時もあれば、妙にしっくりときて心地よい時もある。
自分の振れ幅にかなり左右される気がします。

さて。
「トニー滝谷」

残念ながら、原作は未読です。
でもこの映画を観るに。
私が感じていた「村上春樹の世界」に極めて近い。
そんな印象を持ちました。

そして妙に今の私の感情にぴったりで
映像を眺めながら、音楽を聴きながらとても心地よい時間を過ごしました。

面白いと表現するのは何処か違う。
でもダイスキな部類の映画であることは間違いありません。


独特の世界観というか
空気感というか。
そんなものが映像に満ちていて
市川監督は
この小説が
この映画が
大好きだったのだろうと
とても強く感じました。

たぶん村上作品の中にある市川監督が惹かれた何かと似通った何かに私は惹かれているのかもしれない…。
好きだわこの映画。
ハルキストじゃないけど。
ハルキストじゃないから好きなのかもしれないけど。
とにかく。


静寂
淡々
整然
ひんやり
無機質な皮膚
低体温
孤独

こんな世界…なのですが。
こんな世界を美しく描く中に
ポッと見えるのです。
愛が。

まるでモノクロームの映像の中に
真っ赤なハートが浮かぶ様に。
息づくその想いが私には鮮明に見え
彼の世界が
彼の時間が
そのハートを中心に色付き始める。
モノクロ映画ではないのに
不思議な感覚です。

そしてある時また色を失う…。

シンプルだからこそ
視えるものが際立つ。

あーそんな生活したい。(笑)

宮沢りえ
彼女はこんなに綺麗だったでしょうか。
ヘプバーン好きの私としては彼女を彷彿とさせるその存在感に感動。

イッセー尾形
彼はこんなに素敵だったでしょうか。
孤独に気づかない男。
愛に気づく男。
孤独を知ってしまった男。
愛を忘れられない男。

実に淡々と演じていますがその枯れ具合が実にツボ。
大学生コスプレもご愛嬌です。
許してしまった。(笑)
あーあの舞台の時握手しておけばよかった。

西島秀俊
え?出てるの?
いえいえ。声だけ。
ナレーションです。
これがまた淡々と。(笑)
でもたまんなくいいんだなぁーこれが。

音楽by坂本龍一
とてもいいです。
OST欲しくなりました。

宮沢りえが纏う服は私の理想。
上質で。
シンプルで。
流行に左右されず。
美しい。
そして纏う人を美しく魅せる。
(纏う人が美しいから映えるのかもしれませんが。)
私は貧乏なので早々買えませんが。
しっかりした作りの
きちんとしたものを
大切に着たい。
数はいらないから。
夢だ夢。(笑)

インテリアも小道具もいいわー。(泣)

ま、見た目に惹かれるミーハーな女なんですが。(^_^;)

でも、映像から感じる風や匂いもスキ。

今は亡き市川準監督。
元々は超有名なCMディレクター
完全ノーマーク。
ゴテゴテしていなくてとても端的な表現に惹かれます。
短い中にいろんなものを詰め込むテクに長けているんでしょうか。
どこか温かくて
ささやかな希望がありそうな感じ。

遺作いろいろ観てみたいなぁ。
YouTubeで観ました。
あー元々がこういう世界観なのか。
成海璃子ちゃんの映画、面白そうかも。

世の中には数限りなく映画があって。
その中で出会う映画はほんの一握り。
観たい観たいと恋焦がれ
やっと観た映画にときめかなかったり。
観るつもりもないのに
たまたまテレビをつけて流れていた映画に心奪われたり。

多くの人が胸ときめく映画であっても
自分がときめくとは限らず。

生きているうちに
あー好きだなぁと思える映画に何本出会えるのだろう。

ハズレだと思う映画の中に、「これは」という何かをどれくらい見つけられるだろう。

そんなことを考える今日この頃。

契約しているCATVからWOWOWが
一月末まで実質500円弱で観られると囁かれ、契約してしまいました。(笑)
WOWOWかなり観てますが
胸を打つものが少ないのは何故だろ。

昨日はムービープラスで
たまたま流れていた
「ジョーブラックによろしく」をまた観てしまったし。(笑)
何度観てもこの映画はとても好き。
単にFallingLove好きなだけか?(^_^;)

でも、この映画。
彼のフィルモグラフィーの中では若干マイノリティーな匂い?

やっぱりちょっとマイナーなものに囲まれてひっそり生きるのが性に合っているような。(笑)
イマドキすべてが多様化しすぎて
マイナーなものがあるのかも微妙ですが。

いろいろまた思い悩んでしまうのでした。(^_^;)

「ノルウェイの森」も更にワクワク。

「モンガに散る」も観たいし。

今、HDDの中で待っているのは
アランドロンの「シシリアン」(笑)

どれもこれも楽しみです。
我ながら前向き。(驚)
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