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楽しか。岸辺散策。「右岸」「左岸」を読む。

お友達のご好意でお借りしてから早ひと月。
やっと辻仁成「右岸」江國香織「左岸」読了いたしました。

詳しい内容はこちらから

右岸・左岸紹介


あの「冗談」並みのボリューム。
面白いんだけど読んでも読んでもページが減らないことにおののきつつ日々読み進めておりました。

辻版「右岸」を読んでいる間は頭の中が博多弁でいっぱいになり、
江國版「左岸」を読めばパリに行きたいワイン飲みたい…そんな感じ。

で感想。

人にはそれぞれの人生がある。
そんな至極当たり前のことをとても強く感じました。

同じ時間同じ空間で過ごしていても、見えているものも感じていることも全く違うわけで。
それは親子でも夫婦でも兄弟でも恋人でも親友でも同じことなわけで、
結局のところ自分がどう感じどう生きるかなんだろうなぁ…。

そんなことを思います。
特に江國版「左岸」は強くそれを感じました。
自分が女性だからかな…とも思ったのですが、どの登場人物にも感情移入できるというか。
とてもわかりやすいというか。
読みながら自分が主人公茉莉になったり母喜代になったり
青山さんになったり彼女の兄になったり娘になったり…。

はたまた
誰か一人に感情移入するというより物語の全体をいろいろな角度で眺める…。
いろんな人生を眺める…。
茉莉の生きた50年をまるで川の水になったように一緒に眺めていたような感覚がありました。
それがとても楽しかったです。

辻版「右岸」で主人公九が語る言葉
自分と茉莉は一本の川の両岸をそれぞれ歩いていて姿は見えないけれど必ず繋がっている安心感がある…。
一緒にはいないけど連帯感というか…そういう繋がりを感じるという表現が面白いなぁと思いました。
きっと辻さんと江國さんはそんな感じの間柄なのかもしれないなぁ…。

そして私は二作の間を流れる川ということなのかしら。
川下りをする屋形船かな。(笑)

辻版「右岸」の主人公はかなり奇抜な能力を持ち、更にかなり奇抜な身体的特徴を持っています。
それはコンプレックスやトラウマとなって彼の生き方や考え方、人生そのものに多大な影響を及ぼすのだから仕方ないのですが…
ちょっと奇抜過ぎるかなぁ(苦笑)

私は辻版から読み始めたので不思議な話だなぁ…と思い、正直、取っつきにくかったです。
でも輪廻転生とか縁(えにし)とか巡り合わせとか定めとか…そんなものをいっぱい感じ、
どっぷりスピリチュアル気分を味わいました。
それはそれで楽しい。

この二作共通の登場人物の性格描写を観察するのも楽しかった…。
違いが重なり合ってより広く遠く深くまで人物の内側を覗くことが出来るようなそんな楽しみがあったように思いました。
これはセットで読まないとね…(笑)

読み終わり。

さて映像化するなら誰かなぁ…となぜか考えました。

一番最初に浮かんだのは
「山辺」
これは堺雅人君で是非。

一見穏やかそうに見える病的な優しさを是非彼に演じて欲しい。
びょん…と言いたいところですがこの役は残念ながら優男限定。
今の彼は少しシャープ過ぎる気がしますので。

青山さんは浅野忠信なんかアーティストっぽくていいかなぁ。

新は三浦友和なんてどうかな。

七は松雪泰子。

智彦は大森南朋なんかいいかな。

いや、大森南朋は死んだ旦那にして…
智彦は堤真一なんてどうかな。
いや上川隆也がいいかな。
優柔不断っぽい顔が似合う方がいい。

こんな感じで勝手に偉そうに脇役はかなりすぐ思い浮かぶのですが、(笑)
肝心の主役が浮かばない。

茉莉は…35になった蒼井優か。
50過ぎまで通して演じるにはまだ若すぎる。
九は…あの役誰なら出来るだろう。

…と言うわけでやっぱ読書もまた楽し。

最近この役彼にやらせたい~って本に出会わないなぁ…。
あ…じゅのさんの「HOME」のLBHは是非。
福岡と言えば
「半島を出よ」の映画化はやっぱないの?
村上龍先生。(笑)

そうだ、書き忘れました。
江國版の表現に「心が濡れる・・」という言葉が出てきてとても印象的だったんですよね・・。
命が尽きるまでにそう思えることや人やものにあといくつ出会えるかしら・・。

最近乾きっぱなしです。(笑)
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