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情けない男『森雅之』について語ろうと思ったのに(笑)





廃人のような週末ではありますが、
溜まったDVDや撮り溜めたHDDをコツコツ視聴しております。
最近観て面白かったものを二本書き留めておきます。

キーワードは
『情けない男 森雅之』(笑)

一本目
『雨月物語』
言わずと知れた
ゴダールも尊敬する巨匠溝口健二監督の作品。

『雨月物語』


昭和30年代の邦画を愛する私ですが、溝口作品は時代劇が多いので実はあまり観ておりませんでした。
どことなく敷居が高くて…(^_^;)
観たのは武蔵野夫人と新平家物語くらいかなぁ…。

『雨月物語』を観ずして海外映画祭を語るなかれ…というわけで満を持して鑑賞。
mさんありがとうです。

これ。
まさに
「シンプルイズベスト」
昔話みたいな単純なお話なのですが…。何だか深い深いのです。
怖いほど淡々としている田中絹代演じる嫁とか
おどおどしまくる小澤栄演じる妹婿とか
妙に巧いのですが、なんと言っても京マチ子演じる怨霊
本当になまめかしい感じ、妖しい感じがたまりません。

それから欲に目がくらんだ男、森雅之が本当に情けないっていうか…あ~人間ってこういうもんよね…と思う。
決して悪い人ではなく、むしろ真面目な善人なのにふと魔が差す…欲に目がくらむ(Θ_Θ)
そんなところがとてもよく表現されていて、
こっわい~(|||_|||)
と思う。
明日の私にもそんな未来があったりして…なんてそんな気がする。

モノクロの映像を見ながら光や闇が感じられる不思議な空間でした。

セリフも単純だし、特別迫真の演技というわけでもないのですが…。
不思議な映画。
シンプルだからこそ浮かび上がるものがあるような…。

もう一本はゆるい(笑)けどキツい。

沈まぬ太陽公開記念山崎豊子シリーズ
「女の勲章」
詳しくはこちら

goo映画 『女の勲章』

田宮二郎が女を食いまくり(笑)
権力も財力も名声も全てを手に入れようとします。

食われちゃう女は
京マチ子
若尾文子
中村玉緒
叶順子
そうそうたるメンバー。
このあたりの駆け引きが面白い。
三股四股の人間模様。
女の嫉妬?
したたかさ
そんなのも見え隠れします。

田宮次郎の本当に悪い男も面白い。
口八丁手八丁。
でもラストとか
振られるシーンとか意外と動揺していて血も涙もなく心がないわけじゃないんだなぁ…と見せるあたりが面白い。

で、キーワードの
『情けない男 森雅之』出てきます。

最高にかっこいい役。
京マチ子演じる世間知らずの船場のいとさんを強欲な田宮二郎演じる銀四郎の手から救い出すはずの役割。
なんですが…。

この男、すんでのところで逃げます。(笑)

最後 京マチ子演じるデザイナーは自ら命を絶つのですが、私からみると彼女の自殺の原因の半分は森雅之演じる仏文の教授にあるんではないかと思うのです。
善人な顔してとても利己主義な…。

以前FCだったかな…LBHが森雅之に似ている…と書かれていて。
はてさて…と思った記憶があります。
果たして彼女は二人の間にどんな共通項を見つけたんでしょうか…。
実に興味深い。

かく言う私も以前大好きだった雷蔵に彼を重ねたことも。
(^_^;)
雷蔵はスクリーンではあんなに綺麗で妖艶なのに実生活は映画バカ演劇バカ。
華奢な体でがに股でど近眼で。
気取らずに浴衣引っ掛けて撮影所のスタッフさんたちの部屋に入り浸り映画の話して遊んでいるような人だったらしい。
そういうギャップっていうか…意外性にとても惹かれました。
昭和30年代に発売された写真集には帝国ホテルのシャワールームでシャワーを浴びる彼が激写されていて(笑)
あまりに頭でダブってしまって笑ったことが懐かしい。
享年37歳。
我々LBHファンは幸せだ…と改めて思うのでした。
あれ?
テーマは「森雅之」だったのに(爆)

好きなものしか語れないんだから仕方ないですね。
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Comments

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by: | 2009/11/03 23:40 | URL [編集] | page top↑
# Re: タイトルなし
非公開さん、コメありがとうです~。
え?森雅之ファンだったのですか?
私、成瀬ファンなのに・・『浮雲』みてない。(笑)
早速観ます。
ああ・・びょんと森雅之の共通項は「男の色気」ですね。
納得納得。本当に優柔不断な男を演じさせたら右に出るものがいないほど
森雅之は絶品かもしれませんね~。
また成瀬映画観たくなっちゃった。

フィルメックス行かれるのですか?サースト楽しみですね~。
お会いできるのを楽しみにしています。
by: haru | 2009/11/07 13:54 | URL [編集] | page top↑

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